公文書管理法モデル
としてのAKF

公文書管理法モデルとしてのAKFとは

AKF(Administrative  Knowledge  Filing)は,旧来のファイリングと異なります。AKFは,ADMiCがその前身を含めて四半世紀にわたる自治体などでの改善指導を通して研究開発した成果物であり,その特色は本務を楽にし,職員に歓迎されるポジティブな公文書管理だということです。なお,「AKF」は商標登録(登録第5141956号)です。
 
AKFの特色をもう少し丁寧に説明すると,次のとおりです。
 
● AKFは,公文書管理の根本問題である文書私物化容認意識を払拭す
るように制度設計しています。
 
● AKFは,ADMiCが研究開発した高速検索型分類技法を活用する
ことで,文書の高速検索性を保証し,行政事務の効率化支援をします。
 
● AKFは,行政文書ファイル管理簿をデーターベースとして活用し,
情報の全庁共有を確保して情報装備力を豊かにすることで,文書に載
せた情報コンテンツを活用して意思決定の最適化支援をします。
 
● AKFは,住民との情報共有を確保して,住民が主体的に情報を活用
し得るようにし,住民参加と協働を機能させ,住民自治の構築を支援します。
 
こうした特色をもつAKFが,どのような整理方法や分類方法の実務を採用しており,またどうように行政文書ファイル管理簿を作っているかなどの具体については,新・ガイドラインに記載されているとおりですが,より詳細な実務の記述は,ADMiCの廣田主席専門アドバイザが著した『実践 新公文書管理~AKFの理論と実務~』(ぎょうせい,2010)をご参照していただけると幸いです。
 
さらに,職員一人ひとりに課された義務ですが,AKFを実践することで相当部分はず果たせますが,加えてADMiCが創案した公文書管理の改善理論であるCT理論の改善指導者と改善指導方法に拠るところも大きいと思われます。改善の理論と実務についても,上述書が詳しいので,参照していただければ幸いです。
なお,新・ガイドラインに対応する『実践 新公文書管理』との対応一覧表は,こちらから。
 
 
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