第3回 ADMiC賞懸賞論文募集詳報

2012年6月27日

 

 公文書管理法への関心を喚起し,公文書管理の専門性に関する認識を深め,公文書管理の改善に現場からの知恵と提言を広く集める契機を生み出す目的で,文書管理を主題とする論文募集事業の第3回を実施します。
 今回は本格的な論文に加え,エッセイ部門を新設します。文書管理の現状に対する問題意識,職場での改善事例の紹介,新しい文書管理への提言・アイディアなど,テーマは自由です。どなたでも応募でき,職場のグループでの応募も歓迎しています。
 募集期間は9月30日(日)までで,審査結果は11月1日(木)に公表し,同月13日(火)に表彰式を日本記者クラブ(東京,内幸町)で行います。
 
募集のテーマ
 本事業の開催目的から特定のテーマを設定せず,文書管理に関することであればテーマは自由とします。例えば,文書管理に関する総論的な提言から公的組織における文書管理の役割の考察,行政文書管理又は情報管理の歴史的考察までなどの制度的な論点や,技術的な論点を含む特定の課題などが考えられます。その中には,文書管理システム整備の目的,その対象範囲,管理原則,分類技法,歴史公文書の移管・監査・研修などに関する調査研究の他,公文書管理の改善の提案や批判的分析も含まれるでしょう。
 社会全体における文書管理又は情報管理への関心を喚起するためにも,対象となるテーマには公文書のみならず,多様な民間における文書管理の問題も含まれます。公務員の他,多様な公的組織の職員や民間人も応募対象者とします。
 第3回で新設のエッセイ部門も特定のテーマは設定せず,文書管理に関るエピソード,随想,提案,論評,その他の内容,形式の作品も応募対象とします。
 
応募資格
 文書管理に経験のある国や自治体の職員に限らず,民間文書管理の経験者や文書管理の研究者および学生も含め,文書管理に関心のあるすべての人に応募資格があります。応募は,個人のほか職場のグループでも可能です。
 
 
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